結論から言うと、
高機能なパソコンは自作のほうが安くて節約になります。
約15年ぶりにパソコンを自作
富士通製のデスクトップパソコンを使っていましたが、急に電源が落ちる事象が頻発するようになったので、約15年ぶりにパソコンを自作することにしました。
約15年前の自作パソコン以降は、ノートパソコンを中心に渡り歩いてきましたが、この時期に自作しなかったのは、持ち運びできるほうが良かったのと、自作するよりも既製品を買うほうが安かったから。
つまり、自作パソコンが割高な時期だったんですよね。
今でも、コストパフォーマンスを求めるならば、台湾や中華系のメーカーパソコンがいいと思いますが、高機能なものは、自作パソコンのほうが安くなってきました。
2017年7月現在でのなるべく新しい構成で自作パソコンを作成
自作パソコンを作るには、いろいろなパーツが選択できて、ここが楽しいのですが、パーツ同士の相性が合わないと動かない、なんてことがあります。
そこで、なるべく同じ時期に発売(製造)されたパーツを選択することをお勧めします。
このようにすることが、相性が合わないというリスク低減のために必要でしょう。
今回購入したパーツ類↓
だいたい、2016年下半期以降(1年以内)に発売されたパーツを揃えています。
場合によってはCPUグリスとSATAケーブルも必要ですね↓
ネジ類なんかも必要ですが、ケースを買えばある程度は付属されます。
個人的にパソコンに求める性能
パソコンで何をしたいか?!
これによって、パソコンに必要とされる性能が全く異なります。
つまり、必要とされるパーツが異なります。
私の場合のパソコンの用途
(1)ワード、パワーポイントを使う仕事の用途
(2)画像処理系(録画、録画の編集、写真の現像)の趣味の用途
これらが中心です。
仕事の用途だけであれば、そこそこの容量のメモリとそこそこのCPU性能があれば十分ですが、画像処理にはCPUパワーが必要です。
ただし、ゲームはしません。画像の表示に対する負荷は小さいので、グラフィックボードは無くても、オンボード(CPU)のグラフィック機能、要するに、マザーボードに画像の出力端子があればOKです。
したがって、今回は、CPUパワーとメモリ重視でパーツを選び、いろいろ遊びたくなった時に備えて、そこそこの拡張性を確保しておきます。
自作パソコンのための買い物リスト(2017.7.12頃購入)
【PCケース】 Focus G Mini FD-CA-FOCUS-MINI-BK-W
¥8,294 ドスパラ
【電源ユニット】 剛力短3プラグイン SPGT3-500P
¥5,941 ドスパラ
【CPU】 Core i7 7700K BOX
¥39,956 ソフマップ・ドットコム
【CPUグリス】 サンワサプライ ナノダイヤモンドグリス TK-P3D(TK-P3D)
¥1,118 コンプモト楽天市場店
【マザーボード】 GA-Z270M-D3H [Rev.1.0]
¥15,982 ソフマップ・ドットコム
【CPUクーラー】 白虎 SCBYK-1000I
¥2,760 ソフマップ・ドットコム
【メモリ】 W4U2400CM-16G [DDR4 PC4-19200 16GB 2枚組]
¥25,477 ソフマップ・ドットコム
【SSD】 SSD370 TS256GSSD370S
¥15,800 イートレンド楽天市場店
【BDドライブ】 BDR-209BK/WS2 バルク [ブラック]
¥8,725 ソフマップ・ドットコム
【OS】 OS Microsoft Windows10 Home Premium 64bit 日本語 DSP版
¥12,742 Amazon.co.jp
【SATAケーブル】 ELUTENG SATA ケーブル L型 50cm [3点セット]×2
¥1,096 Amazon.co.jp
【合計】¥137,891
総額で14万円弱。高いですか?
発売当初は5万円近い値段だったCPU(Core i7 7700K BOX)が、4万円を切ってきましたので、かなり安く作ることができたと思っています。
本記事の最後に、BTOパソコンと比較していますので、そこを見てもらうと安さがわかると思います。
各パーツの簡単な紹介
PCケース Focus G Mini FD-CA-FOCUS-MINI-BK-W
発売されて1か月程度の最新版。microATXサイズです。
ATXは大きすぎるので、このくらいのサイズが限界。
メモリ W4U2400CM-16G [DDR4 PC4-19200 16GB 2枚組]
デュアルチャネル対応の2枚組がいいかなと思って16GB2枚組を選択。
前に使っていた富士通製PCのメモリが16GB(4GB4枚)だったので、メモリ容量は大きめにしました。
自作するならメモリは多めがおすすめです。
マザーボード GA-Z270M-D3H [Rev.1.0]
マザーボードは今年1月に発売されたもの。オーバークロックが楽しめるZ270チップセット搭載です。
CPUを取り付けるときは、やっぱりドキドキです。
CPUクーラー 白虎 SCBYK-1000I
CPUクーラーは、背が高いものがあるのでPCケースの厚みをよく調べましょう。
今回採用したPCケースは、高さ160mm程度までOKなので、約130mmの白虎でも余裕で取り付けできました。
しかし、CPUクーラーは芸術品のように美しいです。
こんなものが3000円以下で売られているなんて驚きです。
ちなみに、 白虎 SCBYK-1000Iには、CPUグリスが付属していました。
無駄な買い物をしてしまいました。
だいたい完成(HDDがまだですが・・・)
配線の処理をしていないので、ちょっと見栄えが悪いですが、しっかり稼働してくれました。
LEDでライトアップされてます。
中身が見えると何かうれしいですよね。
BTOパソコンと比較してみます
BTOパソコンは、パソコン屋さんが独自にパーツを組み合わせて完成させたパソコン。
私が作った自作パソコンとスペックが似ていたので、比較してみます。
ざっと見ると、
私の自作パソコンに対してBTOパソコンは、
OS -1.2万円
メモリ -1.0万円
HDD +0.5万円
グラフィックボード +9.0万円
という感じです。
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なので、BTOパソコンは、私の自作パソコンよりも7.3万円ぐらい高い値段である、21万円程度であれば自作パソコンと同等でしょうか。
実際は、BTOパソコンは、約24万円ですので、自作すれば3万円ぐらい節約できることになりますね。その3万円がお店の利益なんでしょうけど。
そもそも、、、3Dゲームでもしないなら、こんな高いグラフィックボードなんて必要ないですからね!
パソコンは高ければ良いというわけではないですよ。
ということで、パソコンの自作を楽しめました。
古いパソコンをどうしようか、次の課題です。
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