仕事がない、そしてお金がない
仕事が無くなって、お金も無くなってくる。困りますよね。
若い人で両親が健在であれば、両親に援助をお願いできるかも知れませんが、両親が他界しているような人は、他の親族に援助を、、、なんて、なかなかお願いできませんよね。
消費者金融やキャッシングに頼りますか??
いやいや、「消費者金融やキャッシングに頼る前に確認すべきこと」があるでしょう。
これが今回のテーマです。
金利に着目すべし
当たり前のことなんですけど、お金がないときこそ冷静に、金利(利息)を考えましょう。
銀行預金の金利はプラスの金利ですが、プラスの金利よりも、借金をした場合のマイナスの金利の方が大きいのが当たり前。
ですから、基本的な考え方としては、プラスの金利がゼロでもよいので、マイナスの金利もゼロにすることが大切です。
マイナスの金利はとんでもない「悪」ですから。
マイナスの金利が悪である理由
借金体質の人はかなり残念な思いをしていることを下の絵で説明しましょう。
前提として、Aさん、Bさん共に収入は同じです。
どんな人でも大して生活費は変わらない。とすると、
マイナスの金利、つまり借金の利息を支払っているBさんは、金利の分だけ小遣いが少なくなります。
これ、マイナスの金利がある限り、永遠に続きます。
もったいないと思いませんか?
マイナスの金利は、どんどん小遣いを奪っていく存在なのです。
でも、仕事が無くて、お金がないときは仕方ないじゃん…
ふむ。
とはいえ、消費者金融やキャッシングに頼るのはまだ早い。
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定期預金があれば解約
普通の人はこれはやりますよね。
定期預金の解約。
定期預金を解約できない人。例えば、キャンペーンで金利が上乗せされている、、、という事情がある場合でしょうか。
このように解約したくない場合もあるかも知れませんが、借金をする場合の金利は、キャンペーン金利の比ではありません。
直ちに解約すべしです。
生命保険の契約者貸し付けを利用
知らない人がいそうなのが、「生命保険の契約者貸し付け」という存在。
解約返戻金がある、積み立てタイプの生命保険では、解約返戻金の何割かを借りることができます。
私が加入している生命保険の契約者貸し付けでは、金利は1.5%程度。
消費者金融が約10%かそれ以上の金利であると思えば、許容できます。
私は子供のために学資保険も加入しているので、学資保険でも契約者貸し付けが利用できます。
小規模企業共済に加入している人は、こちらでも契約者貸し付けが利用できます。
これらの契約者貸し付けは、消費者金融やキャッシングよりも少々手間がかかりますが、メリットは絶大ですのでぜひ活用しましょう。
場合によっては生命保険は解約
生命保険などの契約者貸し付けは、金利が低い、、、とはいえ、借金ではありますので、収入の見込みがないのであれば避けるべきです。
しばらく収入が見込めない、このような仕方ない場合は、生命保険は解約して、解約返戻金を受け取ることが最善になる場合もあるでしょう。
生命保険の解約は、かなりの確率で損になり、気分的にも悲しいですが、高い金利を支払うよりはマシです。
ちょっと休憩・・・
預金も生命保険もない、最終手段、お金になるものは一旦現金化
とにかく、生活のために借金をすると、もう破滅の道しか残りません。
何が何でも、現金を生み出しましょう。
お金になるもの代表例、自動車、iphone等のスマホ、ダブレット、商品券など。どこかに眠っていませんか?
自動車は買取店、スマホ・タブレットは中古端末店、商品券は金券ショップ、に行けば、即金で買い取ってくれます。
自動車、スマホは維持費が高いですから、一度手放して家計をスリムにすることも一案です。
限界まで知恵を出せ
お金がない状態はつらい。一見、楽そうに思える借金をしたくなる。
でも、借金をした時点で、まず小遣いは無くなる。そして生活も厳しくなる。
借金をしなくていいように、消費者金融やキャッシングに頼らなくてもいいように、限界まで知恵を絞りましょう。
不景気な世の中で、少しでもつらい生活をする人が少なくなりますように。