うまくマンションを購入して売却する方法のシリーズ
今回は第3回です。
第1回目から先に読んでくださいませ。
それでは第3回です。
マンションを高く売る
どうやって高く売るか。
知恵の絞りどころです。
まずは・・・
(1)ライバルを知る
売ろうとするマンションと条件がよく似た売却物件があるかどうかを探しましょう。
近所に条件が似た売却物件があると、それよりも高い値段設定だと売却が難しいかも知れません。
値段を設定するときの大切な要素です。
逆に、近所(学区内)に似た物件がなければ、値段を高く設定するチャンスです。
(2)居住中の内覧時は最大限に明るく
中古マンションの場合、お客さんには内覧を求められます。
居住中でも転居後でも、どちらでも内覧されますが、居住中に内覧される場合には、必ず、照明はすべてONしましょう。
これだけでイメージが違います。
ほら、モデルルームや住宅展示場って無駄に照明がつけてあるでしょ?
あれは、照明があることでイメージがUPするからなんですよ。
マンションの内覧時は、自宅もモデルルームですから、同じようにしましょう。
(3)居住中の内覧時は物を少なく見せる
居住中だと限度はありますが、できる限り部屋の物を減らしましょう。
物が出ていると、狭く見えます。
逆に、きれいにしていると、内覧者に「このマンションに住めば、すっきり生活できる!」と錯覚させることができます。
私の場合は、物を少なくするために、荷物を可能な限り車に移動させました。
運転席も助手席もパンパン。
高く売るためにはちょっとは苦労しましょう。
(4)買う人の目線で自宅マンションを見直しましょう
この値段なら欲しいかな
玄関入った時にどう思うかな
なんて考えましょう。
水回りのポイント高し
水回りは、リフォームせずに使えるか、リフォームが必要か、どちらの判断がされるかによって、購入するかどうかが大きく変化するポイント!
リフォームしなくてもいいな、と思われるように、根性入れて掃除しておくべきです。
収納の中身も見せる
買う側からすると、クローゼットや押し入れなどの収納がどのように使えるかも見てみたいですよね。でも、居住中なのに見せてくださいとは言いにくいところ。
そこで敢えて、居住中でも、どの程度の物が収納できるかをアピールするために、収納の中身を見せてみるのも一案です。そうするとお客さんに売る側の誠意が伝わります。
逆に、お客さんから「ちょっとでいいから収納を見せてください」と言ってきたケースが2組ありましたが、2組とも購入の意思を示してくれました。決断するために見たい部分なのかも知れませんよ。
共用部分も大切
買う側は、マンション全体を見て購入を決定します。
ということは、マンション全体の雰囲気がすごく大切です。
内覧のお客さんが来る日は、マンションのエントランスを掃除しておくなど、少しでも共用部分の雰囲気が良くなるようにすることが重要です。
(5)プラスαの工夫
私の場合、パンフレットを作成しました。
マンション新築時のパンフレットのいい部分だけをカラーコピーして、内覧に来たお客さんに手渡しました。
帰ってからイメージを膨らませてもらうためです。
新築時のパンフレットって、すごくよくできているので、アピールできなかったところを補ってくれます。
(6)仲介業者も大事
仲介業者の人もいろいろいますね。
妙に強気な人がいれば、妙に弱気な人もいる
弱気過ぎる人は、すぐに売値を下げさせようとする
強気すぎるとお客さんが来ない。
結局、自分との相性が合う人を見つけるしかないです。
(7)リフォームは原則不要
リフォームしたほうが高くなると考えがちですが、原則不要です。
リフォーム分を値引き要求されるのが普通だし、人によっては間取りまで変えちゃうこともあるので、リフォームしても無駄になる可能性もあります。
ただし、カビだらけ、とか、異臭がする、とかは非常に心象が悪く、さすがにマズイので、このような場合だけ、最低限のリフォームをすることを心がけましょう。
高く売るにはひと工夫!
がんばりましょう。
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