うまくマンションを購入して売却する方法のシリーズ
今回は第２回です。
第１回目から先に読んでくださいませ。
それでは、第２回です。
マンション購入で損するパターン
簡単に言うと、マンションに一生住むつもりで購入して住み続けられなくなったとき、かなりの人が損をするでしょう。
住み続けられなくなる理由は・・・
（１）転勤
管理職になるまでは転勤は少ないが管理職になったとたんに転勤が増えるなど。
（２）離婚
元妻と財産を分けるためにマンションを売却する場合など。
（３）老朽化
古くなると管理費や修繕費が高くなり、住み続けることに抵抗が出てきた場合など。
（４）スラム化
中古マンションとして多く流動するマンションでは、お金がない人が多く住むようになり、修繕費が確保できなくなってスラム化することがあります。
（５）その他
マンション住民とのトラブル、火事、マンションに飽きた、など。
マンション購入で損をする理由
理由は２つ。
（１）購入費用が高すぎる
一生住むつもりだったから、カスタマイズに奮発して購入費用が上がった、
最上階の角部屋が欲しかったので相場よりも高い値段でも購入した、
値引きやサービスを求めなかった、
など
（２）売却金額が安すぎる
急いで売る必要があったなど
結局、「高く売れるマンションを、いかに安く買うか」が損をしない秘訣。
それから、「一生は住めない」という気持ちで、冷静に買うこと。これが大切。
いかにして安いマンションを選ぶか
これは、知る人ぞ知る技かも知れません。
通常、マンションを買いたい人は、どのようにして情報収集しますか？？
新聞広告、テレビＣＭ、雑誌の広告、新聞の折り込み・・・
このあたりの情報を見て、
「このマンション見に行こう」ってなりますよね。
でも、この方法では、ほとんどの場合、安く買うことはできないでしょう。
その理由。
お客さんが多くて、売る側が値引きしなくても売れるから。
じゃあ、値引きしてもらえるマンションを狙いましょう！
売れ残りマンションを狙う
売れ残りのマンションには広告費をかけられなくなってます。
広告が少ないってことはお客さんが少ない。
すると、価格交渉がしやすくなります。
売れ残りマンションの探し方
やっぱりネットで調べますかね。
名古屋の売れ残りのいいマンションがありました。
マストスクエア白壁【公式HP】｜地下鉄名城線「市役所」駅徒歩7分の新築分譲マンション｜積和不動産中部
名古屋の高級住宅街、東区白壁に建つマンションです。
学校環境も抜群だし、交通も、地下鉄徒歩７分、それより近くに名鉄の駅もあり、災害時の帰宅を考えても文句なし。
(SUUMOのホームページより引用)
交通が便利な割に、大通りから１本中に入っているので、静かそうです。
とっても良さそうな条件ですが、なぜか売れ残ってます。
たぶん、販売価格が強気すぎるんですね。
マンションの「物件概要」を見てみましょう。
(SUUMOのホームページより引用)
2013年5月30日の完成。
この記事を書いているのは2014年11月ですから、築後、1年5か月は経過したことになります。
このマンションの残りの部屋は、あと半年以内に叩き売りされるはずです。
その理由は・・・
マンションは築2年を超えると中古物件になる
マンションを新築物件として売れるのは、築2年までです。
築2年を超えると、誰も住んだことがなくても中古物件。
これだけは避けたいマンション販売会社は、築2年の目前で、赤字覚悟の叩き売りをすることが予想されます。
この2013年5月築のこのマンションは、2015年の2月～4月が狙い目です。
20%~25%ぐらいは価格交渉できると思います。
私の実体験
私がマンションを購入したのは、2005年2月。2003年4月築のマンションを、約2割引きで購入しました。
しかも、登記費用、家電代約80万円もサービスで。
2011年3月に売るときには、購入価格とほとんど同じ値段で売れてますので、いかに売れ残りマンションがお得か！ってことがご理解いただけると思います。
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売れ残りマンションのメリット
安く買えるのが最大のメリットですが、
中古マンションとの比較で考えると・・・
（１）水回りが未使用
これは気持ちがいいです。
（２）リフォーム不要
補修が必要であればやってもらうように交渉できます。
（３）内覧できる
見て買うことができるので安心。
逆に、キッチンの高さを変えたりなど、カスタマイズできないのがデメリット。
ただ、中古マンションでもリフォームしないとカスタマイズできません。
あと、売れ残りマンションはそれほど多くないってのもデメリット。
探してみる価値は充分ありますけどね。
マンション購入を検討される方は、売れ残りマンションを探してみてはいかがでしょうか。
次回は、売るときについて書いてみます。
次の記事↓
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